CSR活動
All-Product Recycling Initiative

CSR活動

CSRイメージ

株式会社ファーストリテイリング様のCSR活動(全商品リサイクル活動)に参加させていただいています。


全商品リサイクル活動について >>こちらから

お客様より、ユニクロ、GU各店舗様を通じてお預かりした服や、子供たちが主体となった『服のチカラ』プロジェクトにより集められた服が、どのように選別分類・梱包されていくか、私たちの担当している業務に沿って紹介させていただきます。

全国各地から送られてきた服が入った大量のダンボール。
電ボールその1
ダンボールその2

 

衣類の入荷

01
入荷作業
ピーク時で1日300〜400ケースの衣類が入荷します。入荷してくる服には、各店舗様より送られてくる物の他、『服のチカラ』プロジェクトに参加している各学校で、子供達が集めた物もあります。
服のチカラ1
服のチカラ2
02
段ボール積み上げ
作業しやすいようにパレットにダンボールを積み上げていきます。
 

衣類の選別

この選別工程では、救援衣料として相応しくない物(服をもらった方が不快な思いになるような大きな汚れ・しみ・破れなどがある物)をきちんと選別することが私たちの仕事の一番大きな責任であると考え作業に取り組んでいます。(救援衣料として相応しくないと判断された服は、固形燃料などに加工され再利用されます。)

しかし、ここに集まる服は、基本古着なので状態については千差万別、救援衣料として相応しいかどうかの判断をするうえで非常に微妙なものも結構あります。

服をもらった方が気持ちよく使用して頂くことは勿論のこと、服を提供して頂いた方々の善意をできるだけ生かしたいという思いもあるので、どこまでを救援衣料に含めてよいのかが悩ましい問題であり、明確な基準で機械的に選別することは非常に困難です。

自分が災害などで、着の身着のままで避難所等に避難している状態を想像し、『この服』を自分の家族に着せてあげられるかどうか?と、自分自身のことに置き換えてみることもひとつの判断材料にしつつ、個人個人の感じ方の違いや判断の微妙な部分については定期的にミーティング等で取り上げながら、出来るだけ統一的な選別基準になるよう取り組んでいます。
01
開封
ダンボールを開封し、衣類を作業台に載せます。
02
チェック1
一枚一枚汚れや破れなど無いかチェックします。

チェック2
03
サイズ確認
タグを確認し、男女・サイズなどを調べます。
04
たたみ作業
ボタンやファスナーなども閉じ、衣類をたたみます。

たたみ作業2
05
分別作業1
男女別、種類別サイズ別に18通りに分類してあるカゴに重ねていきます。

分別作業2
 

圧縮・梱包作業

圧縮・梱包作業

男女別・種類サイズ別に分類された服は、パレットに積まれ圧縮・梱包工程へと運ばれていきます。 

この圧縮・梱包工程の作業では、体力的に女性では厳しいものもありますが、20代〜30代の女性を中心に頑張って作業しています。

この工程では、長期の輸送にも耐えられるしっかりしたものが作れるよう心がけて取り組んでいます。

01
プレス機に投入
畳んである衣類を崩さないよう、丁寧にプレス機に投入します。
02
縛り作業1
カゴ8個分衣類を投入したら、プレスをかけひもで縛ります。

縛り作業2
縛り作業3
03
梱包作業1
入荷時に衣類が入っていたダンボールを再利用し、梱包します。

梱包作業2
04
ラップフィルム巻き
最後に識別用のラベルを貼り、ラップフィルムを巻いたら完成です。
 

ゴミゼロへの取り組み

使用済みダンボール

使用済みダンボール
衣類の梱包用に再利用

梱包用に再利用できないものは、古紙業者に引き渡し再度ダンボールとしてリサイクルされます。

パッケージの袋など

パッケージの袋
圧縮してリサイクル業者に引き渡し、プラスチック製品や固形燃料としてリサイクルされます。 

衣類についていたタグやシールなど

紙やプラスチックそれぞれ分別し、古紙や固形燃料などに再利用されます。
現在、世界中で難民になられている方々が大変不便な生活を強いられている現実を、マスコミ等を通じて知り、自分が何か少しでも役に立てることはないか、という思いでこの仕事に応募してきた従業員もいます。 私共も微力ではありますが、服を提供して下さった方々の善意の架け橋に少しでも貢献できますよう、心をこめて取り組んでいきたいと考えております。  
いらなくなった服がございましたら、どうか安心して最寄りのユニクロ・GU各店へお持ち頂きますよう、よろしくお願いいたします。